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2013年6月23日 (日)

ヒカじぃの最期、天国へ・・・

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19日午前10時、18歳2ヶ月でヒカじぃが天国に旅立ちました。

この写真は、今年のお正月に撮ったものです。

角度でポッチャリ見えますが、以前に比べるとだいぶ痩せてしまいました。

足元がちょっとヒヤヒヤする時がありましたが

それでもソファーに飛び乗ったり いつもと変わらず生活していました。

 

昨年、生まれて初めて病院に・・・

首の後ろに『肥満細胞腫』が見つかりました。

「17年も生きていたら、何かしら病気にかかるのは仕方が無い」と

獣医さんに言われました。

年齢も年齢なので麻酔をかけて手術は難しいとのこと・・・

何か問題が起きないのなら、このまま

「ゆっくりのんびり、好きな物を食べて様子をみましょう~」

今まで病気をしたことが無かったのがスゴイです。

 

肥満細胞腫の皮膚型は猫の場合『良性』が多いとのこと

万が一、内臓に出て悪性だった時はそれなりの症状が現れるようですが

ヒカじぃは相も変わらず食欲旺盛でした。

 

しかし、年齢のせいもあって、快食なんだけどフードを吐くことが増えたため

マーヤママさんのアドバイスもあって、今年に入って栄養缶と手作り食に変更

フードも確かなものをあげていたんですが、きっと胃に負担がかかっていたのか

その後、食後の嘔吐も無くなり、毛艶も随分戻りました。

首の後ろに出来た肥満細胞腫がいつの間にか綺麗に無くなってしまいました。

 

二~三年前から続いていた、老猫の大鳴きもここ一年、一段と賑やかで

私自身、寝不足続き・・・こちらが参っちゃうよ~っと泣きそうになった時も

ありましたが、大鳴きしているうちはまだ元気な証拠

しかし、二週間ほど前から、「フンフン」しか言わなくなってしまって・・・

いよいよその日が近づいてしまったんだと、寂しい気持ちでした。

 

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18年間ご飯を食べ残したことの無かったヒカじぃ

生まれて初めてご飯を残したのが亡くなる一週間前。

本人は食べる気で居るのに咀嚼がうまくいかなくなりました。

お水も、栄養もスポイトであげました。

この写真と動画は、亡くなる前日のものです。
                      

 

 

三日前から、死んでいるんじゃないかと思うくらいの低体温と

目も閉じなくなっていましたが

なんと自分が行きたいところへフラフラしながらも巡り歩いてました。

 

私が台所へ行くと、洗面所へ行くとその後を着いて廻ったり・・・

すごいなぁ~っと思ったのは、以前フードをしまってあった扉を自分で開けて

そこに入り込んで寝ていました。

 

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亡くなった後、この様子を獣医さんに伝えたら

「本人は徐々に老衰してるので、いつもと変わらない自分だと思って

過ごしている状態。一番理想的な亡くなり方ですね

大往生ですよ人間もこうして死ねたら幸せだね~」

 

ヒカじぃが亡くなる朝も、台所でいつもの扉を開けて

枝歩ロン兄ちゃんのご飯の支度をしようとしたら、

なんと、ヒカじぃも一緒に食べる気だったのか起き上がりました。 

 

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その三時間後、ヒカじぃは電池を使い切ったように

静かに眠るように息を引き取りました。

一晩、大好きだった居間で眠ってます。

 

徐々に小さくなって行き、最期は痩せっぽっちになっちゃったけど

毛並みも良くてしっかりしていて

ヒカじぃ、最期までカッコ良かったよ 惚れ直しちゃったよ

 

ヒカじぃがご飯を食べられなくなった時、涙があふれて

寂しくてた寂しくてまらなくて・・・18年間の思い出も溢れました。

ヒカじぃが居ないと・・・寂しいよ

 

でも、大好きなウリに逢えるね

ウリが迎えに来てくれたから、天国に着いたよね

 

【猫の肥満細胞腫】

 
犬と異なり、肥満細胞型と組織球型の2つのタイプが存在し、

発症しやすい年齢として肥満細胞型は老齢(平均10歳)、

組織球型は若齢(平均2~.4歳)で見られる傾向にあります。

病気の型としては、やはり皮膚型が多く、

内蔵型は少ないといえます。しかし内蔵型において、

猫は犬と比べれば多いのが現状です。

内蔵型は、老齢で見られ、脾臓や消化管に発生します。(資料より) 


【猫の肥満細胞腫はどんな所にできる?】 

1番に頭部(耳や耳のつけ根)に多く、次に体幹、四肢に多く見られます。

通常は、孤立した0.2~3cmの隆起した白いもので良性が多いようですが、

潰瘍があるもの、眼の上で周囲の皮膚との境界が不明瞭なものは、

悪性の傾向が強いと言えます。

内臓(脾臓や消化管等)型は、他臓器への転移なども引き起こし、

非常に注意を要します。(資料より) 

 

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コメント

最期までヒカじぃは幸せでしたね
Chipoさんの家族で、ホントによかった

ワタシは、ちょうど、『猫と生きる。』という本を読み終わったばかりです。

投稿: 設計おばさん | 2013年6月24日 (月) 06時35分

★設計おばさんさんへ★
コメント、ありがとうございます。

みんな寿命ってあるんですが・・・
ヒカじぃは絶対に20歳を超えるんじゃないかって
勝手に決め込んでいた私が居ました。
なので、本音は切なくてたまりません

通院している獣医さんとも話すのですが
『最期』をどう迎えさせてあげるのか・・・

年齢が若かったり、痛みや苦痛があったなら
行動はまったく違いますが
『寿命』と云う言葉がその仔に近いのなら
数日の為に無理な延命をせずに、
苦しまない限り、いつものように、いつもの場所で、
いつもの声を聴きながら逝かせてあげるのが
幸せかなぁ~っと・・・。

いろんな考え方があるとは思いますが
私はどの子も最期はこうして送りました

小さな動物がこんなにも思い出を残してくれる。
いろんな思いを経験させてくれる・・・
「本当にありがとう」と云う気持ちでいっぱいです。

投稿: Chipo | 2013年6月24日 (月) 13時26分

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