ウリじぃの思い出~あれから1年~
ウリじぃが天国に逝って、今日で1年が経ちました。
寂しがり屋のウリじぃらしく、命日が大晦日・・・
夕方、メンバーやみんなに看取られ、眠るように静かに息を引き取りました。
大きく発病して約10か月・・・
難病と告げられ、私自身、途方に暮れ、泣いて、苦しんで・・・立ち上がって・・・
私しか頼れる者が居ないウリじぃの気持になると泣いてばかりも居られない
何とか工夫したり、挑戦したり、やるしかない
今起きてる現実に一つ一つ取り組んで、付き合っていくしかない現状でした。
これは発病前のウリじぃ
この頃にはすでに体の中でいろんなことが起きていたとは・・・
亡くなる8か月前(2010年4月)のウリじぃ
傷口のパットを固定させるための包帯代わりに着ていたスッパマンの服で
暖をとってるウリじぃ、私のお気に入りの写真です。
16歳と7ヶ月でこの世を去ったウリじぃ。
ニャンコには珍しい猫皮膚脆弱症候群といって皮膚が裂ける症状。
少し引っ張っただけで、時には触っただけで、皮膚が裂けたり剥がれます。
症状に対して原因はさまざまあります。
ウリじぃは既に16歳、『高齢なので検査のため、設備の整った大きな病院に
移動したり、さまざまな検査を受ける体力が難しいのでは・・・』との
獣医さんの判断に私自身納得しました。
点滴も剥がれたところを縫うこともできない身体・・・
そっとそっと扱って、護って護ってもたせました。
痛々しい姿になっていくのを見ながら、どうにもできないことが
私も獣医さんやスタッフさんも辛かったです。
そんなウリじぃの闘病記『ウリじぃの介護日記』をブログで公開したのも
私自身がこの難病とどう付き合って行ったらいいのか、悩み苦しんだ時
救ってくれたのがインターネットで知り得た現実と同じ思いをされた方の
ブログだったからです。
病気をある程度理解した後はどう対処するか・・・
それが本当に知りたかったし悩みました。
(私が通っている獣医さんは地元でもかなり信頼されている先生ですが
開業以来、猫の皮膚脆弱症候群は初めてだったそうです。)
その後、ご近所のアデーママさんに多くのヒントをいただき、
本当に助けていただきました。心から感謝します
(アデーママさんがお見舞いに来てくれた時、寝たきりだったのに身体を起こして
嬉しそうにナデナデしてもらってるウリじぃ・・・この2日後、天国へ旅立ちました)
ただ、事例が少なくて(特に猫皮膚脆弱症候群)、手探りだったので
もし、同じように情報を探していらっしゃる方に少しでもお役にたてたら
ウリじぃも喜んでくれるかと思ったからです。
この一年、何件かお問い合わせやコメントを頂きました。
少しでお役に立てて、きっと天国でウリじぃも喜んでくれてると思います。
そして、この難病に効く薬が早くできたらいいと心から願っています。
今、アトリエではウリじぃが私に贈ってくれたシホがウリじぃの分
私に癒しとパワーをくれてます。
ウリじぃ、メンバーと私をいつも護ってくれて本当にありがとう
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